6:4でなし
なんか、ここもさぼりがちですね。
書き始めると長いから、すごい時間かかっちゃうんです。
書くのは好きなんだけど、日々、他にもすることがあるのですね。
要点をおさえて短めに書けばいいんだろうけど、
気付けば時間を忘れて長々と書いていたりします。
自分が忘れないためにつけている日記なので、
そこらへんは仕方のないことではありますが。
そんな訳で忘れないうちにどんどん行きます。
でも、今週は締切できゅうきゅうだったため、
試写会くらいにしか出かけず、だいたい家でじっと漫画読んだり、
DVD観たり、オールスター観たりして過ごしました。
一人でオールスター観て泣いたりして不審な27才・・。
いい試合をありがとう!って感じでした。
録画してまで観た甲斐がありました。
漫画は、最新刊が出たばかりのハチクロとサプリを。
そしてなぜか1巻から読み返しているのが、ジャガーさん。
ジャガーさんと森田さんはかぶっていると思います。
いや良い意味(?)でね。
なんかジャガーさん好きです。
あと、ついに芹沢鴨が死にました。
切なかったです。
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あとは、土曜日にイヌチヨ様の再診に行ったくらい。
素人目で見てもわかるくらいチヨは元気回復してまして、
行くまでもないかなと思ったのですが、
先生に痛み止めが切れた頃再度来るようにと言われていたので、
とりあえず行ってみたら、1分で診察終わり。
なんの問題もないとのことでした。
ホント人騒がせな犬だ。
そんなこんなで、今日は、
映画「ハチミツとクローバー」を観た感想でも書きます。
私は普通に漫画で号泣したりするタイプで、
これの原作も例に漏れずさんざん泣かされた漫画です。
その分思い入れも深く、観る前は、
お金払ってまで観るかなあと正直思っていたくらいです。
しかし試写会が当たったので、とりあえず観てくることにしたのでした。
(試写会に応募するほどの興味はあった訳です)
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以下、今後観る方にとっては、ネタバレの危険があるので注意!!
あと、今後観る気がなくても、
ハチクロを知らないと意味がわからないかもしれません。
既に試写を観た知人がこぞって、
「原作のことは忘れて!」という忠告をしてくれていて、
ある程度の覚悟をもって望んだのですが、
それでもがっかりする部分があったので、
すごーく期待していったらすごーくがっかりしたかもしれません。
ハチクロ知識ゼロで、甘酸っぱい青春映画として、
昔を懐かしみつつ観る分には、楽しめる、かも?
そこはちょっと客観的になれないので、わかりません。
まあ、蒼井優ちゃんのファンでもない限り、
男の子はおもしろくない映画かな・・。
この映画で一番いいのは、はぐちゃん役の蒼井優ちゃんです。
なんといってもはぐちゃんの可愛さに尽きます。
私は彼女のことをなんとも思っていなかったにも関わらず、
登場シーンから胸キュンでした。すっごい可愛い!!
漫画のはぐは、マスコット的可愛さで、想像がつかないというか、
私の中では小学生の女の子くらいの可愛さで止まってる感じなんですが、
映画のはぐは、大学生の女の子としての可愛さっていうのがあって、
ああ、実際にいたらこういう感じなのかあ、
と思ってしまったほどでした。ほんと可愛い。
私はこの可愛さだけのために観てもいいと思いました。
ストーリーは、漫画とは少しずつ違っていて、
多少の違和感はあったものの、まあ、こんなもんかな、という感じ。
ただ、群像劇にしてはつっこみすぎていて、
かといって誰が主役です!みたいな描かれ方はしていないので、
5人の気持ちがとっちらかってしまってたという印象はありました。
2時間におさめるのが無理って話なんでしょうけど。
リカとか花本先生のあたりなんて、
ちょっと触れておきながら放置!って感じでした。
だったら入れないでもいいよ。
(田辺の登場は個人的には嬉しかったけど)
特にあゆと真山の二人は、メインキャストにも関わらず、
うやむや感が否めませんでした。
真山なんて、加瀬亮なので期待していたら、
変に原作のストーカーっぽい恋愛癖が突出して描かれていて、
これじゃあゆが真山を好きな気持ちを疑ってしまうし、
(なんであんな男が好きなんだよ?という気になってしまう・・)
そうなってしまうと、超切ない告白シーンも、
少ししらけてしまう気がしました。
私は原作知ってるからあのシーンは泣けましたが。
普通は、二次元で展開する漫画ってデフォルメされて描かれていて、
そういうのを三次元の映画に昇華しようとすると、
多少、面白みが減ってしまうか、
わざとらしさが際だってしまうかしてしまうと思うのです。
それが、真山の場合逆でした。
繊細に描かれている真山のストーキング行為を、
笑いに置き換えようとしているのか、そこだけが浮き上がってしまい、
ちょっと気持ち悪いとさえ思ってしまい残念でした・・。
すごく、見た目とかは真山っぽいのに。
で、その反対の森田さん。
森田さんは、エキセントリックな性格で、
かなり様子のおかしな人として漫画では登場するのだけど、
そういう森田さんだからこそ、
真面目な台詞を吐いた時に重みが増すのに、
映画ではその面白みは消されていて、
少し変わった人くらいの性格で、
エキセントリックさがむしろかっこよさとして描かれていました。
伊勢谷友介が演じる時点で、予想はついていたところですが、
かなりかっこいい森田さんでした。しかもおいしいとこ総取り。
真山のストーカーっぷりと、竹本くんのダメっぷりにより、
余計に森田さんがかっこよく見えました。
映画を観て森田さん好きになった人が、その後漫画を読むと、
ちょっとびっくりするかもしれません。
ズンドコ節とか踊っちゃってるから。
なぜか忠実に再現しちゃってたオカマの双子こそ、
登場してくれなくてもいい存在で、なんか微妙・・。
忠実に再現したいのか、笑いを取りにいきたいのか、
どっぷり青春にしたいのか、そこんとこハッキリしてほしかったです。
たぶん、原作を読んだ監督がいいと思ったシーンや再現したいと思ったシーン、
付け足そうと思ったエピソードやキャラクターが、
私とことごとく違っちゃたんだろうと思います。
あと、ちょこちょこと猫が出てくるのですが、
これがどういう訳かモザイク処理?がしてあって、
すごく嫌な感じでした。
これは何かのメタファなのか?とか思いつつも、
全くわかりませんでした。
いつも言ってることですが、やっぱり映画は漫画に勝てない!
そんな感じでした。
と、まあ、文句たらたらですが、
最初にも書いたとおり、優ちゃんの可愛さは観る価値があるし、
別モノと思って観ればおもしろいかもしれないし、
スピッツの歌は良かったし、MAYA MAXXの絵は良かったし、
正直、映画の森田さんはかっこよかった、というのが私の感想です。
少しでも興味があれば、観てみてもいいかもしれません。
ただ、どっちもまだの場合は、漫画を読むことの方を断然すすめます!