ロールするロック

うん、やはり週末に更新はしませんでしたね。
本の感想山積み・・。現在ざっと15冊分ほど。
義務ではないけど、ちょこっと書いておけば、
後々自分が便利かなあと思っていたのに、
ここまでさぼっていると本の感想どころか、
もう何を読んだか思い出せないほどになってます。
実は今年の目標のひとつに、
本100冊読破というのをひそかにあげているのだけど、
今年に入ってから何を読んだかも既に思い出せません。


ロックンロール七部作

ロックンロール七部作

本日、古川日出男著「ロックンロール七部作」を読了。
今までに古川日出男の本2冊をジャケ買いした過去がありますが、
またもジャケ買い。タイトルも、いつも惹かれます。
(そういう意味では、正直、伊坂の「魔王」は買いたくなかった・・)
しかし、本文のレイアウトは本来なら絶対に避けたい類の、読みづらいものでした。
ただ、夢中になりさえすれば、そんなの気にならないものですね。
とにかくおもしろかったし、破天荒なデザインが作品に合っていて、
今となっては、読みづらいレイアウトも必然だったのかなとも思えます。
全ての大陸と、ロックンロールと、ひいては音楽を、歴史を、二十世紀を、
頭ではなく感覚で受け止めました。
展開が早くて読みやすいし、
七部作と言わず、十部作・二十部作まであっても、
すいすいと読める自信があります。むしろ読みたい・・。
古川日出男は今後もっと読まなきゃと思いました。


明日からは、伊坂幸太郎の「チルドレン」を読もうと思います。
短編は苦手なので避けて通って来たけど、
伊坂作品制覇に向けて、購入してみました。
本の選択がどうしても男子寄りな気がしますが、
女子大絶賛の小説などにはどうも食指が動きません。
かわいくないなあと思いつつも、
好きな本を好きな時に好きなだけ読んでいます。
今は別にそれでいいと思うので。


昨日本棚の整理をしたら、単行本が10冊程度、
未読のままあたためてあることが判明しました。
けっこうあるだろうなあとは思っていたけど、
思った以上にあったので、
これらを読み終えるまでは、本を買わないと決意。
だって一年以上前に購入した本もあったんだから!
そして、本棚に収納しきらない本は、古本屋に売りに行きます。
好きな本ばかりなので、何を売るかは迷うけど、
確実に今後何度も読み返すであろう本と、
装丁が好きな本、サイン本は優先的に残すと思います。


ちなみに、サイン会へ行ったことはありませんが、
たまに書店で並んでいるサイン本を買うことはたまにあります。
最近では「さようなら、ギャングランド」の東山彰良のサイン本を入手しました。
付加価値がついているものにとても弱いです・・。